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院長ブログ

アスリートの勝利と敗北の身体的表現は万国共通のもの

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(HealthDay News)

   アスリートを対象とした研究により、金メダリストの誇らしげな姿勢や、敗北した選手の落ち込む姿勢は、後天的に学習したものではなく、生まれながらのものであることが示され、米国科学アカデミー発行の「Proceedings of the National Academy of Sciences(PNAS)」オンライン版に8月11日掲載された(印刷版は8月19日号に掲載)。

 カナダ、ブリティッシュ・コロンビア大学による今回の研究では、2004年のアテネオリンピックおよびパラリンピックに出場した世界各国の柔道選手について、視覚正常、目が不自由、先天的に目が不自由な選手を観察した結果、成功や失敗の状況に対していずれも同じ行動を取ることがわかった。「先天的に目の不自由な人は、他人を見て自信や屈辱を示す行動を学ぶことができないため、これはヒトが生まれつきもっている性質である可能性が高い」と、同大学のJessica Tracy氏は述べている。

 各試合の最中および直後の選手の写真を検討すると、勝った選手は視覚や文化の条件にかかわらず、腕を上げる、上を見上げる、胸を張るという傾向があった。また、敗者の行動も世界的に共通する部分が大きく、肩を落とす、胸を縮めるなどの行動がみられた。

 視覚の正常な選手にはある程度文化による差がみられ、北米や西欧のような個人主義的で自己表現に価値を認める文化で育った人は、羞恥(しゅうち)心を隠そうとする傾向が強かった。一方、先天的に目が不自由な選手には文化による差がみられなかったことから、視覚正常者にみられるこの差は文化の違いによるものと考えられると研究グループは述べている。Tracy氏は、この知見は個人の社会的地位を決める上で自尊心と羞恥心が強く働いてきたという進化上での説明を裏付けるものだとしている。

 こういう切り口でオリンピックを見ていた方がどれほどおられるかは分かりませんが、、、日本人の、特に勝った時のパフォーマンスが、昔と比べると随分変わってきたことは間違いないと思われます!
 恥の文化、自尊心と羞恥心の文化は日本の美徳であった筈ですが、それが失われつつある昨今、自分自身の日本人としての精神の持ち様、気概、たち振る舞いを見直してみたいと思います。ノーノー

 とにもかくにも北京オリンピックは終わりましたが、強烈なスモッグにも負けず、食事、水などの難題をくぐりぬけ、無事に帰国した選手団、ひとまずお疲れ様です!

 すでに、株価が下落している中国、無理やり開発して既に売れ残り続発の北京不動産の現状が、日本にどういう影響を及ぼすかを考えると、世界情勢は油断なりませんね! ロシアとグルジアの問題も世界を巻き込みそうですし、未だ混沌の中にある世界で、自分という存在の何と小さくはかないことか、、、

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