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マイコプラズマ肺炎患者が急増 報告は過去10年で最多

院長ブログ

(産経新聞より)
 
 せきなどが1カ月近く続き、重症化することもある感染症「マイコプラズマ肺炎」の患者が急増し、過去10年で最多となっていることが3日、国立感染症研究所の調べで分かった。同肺炎は初期段階での診断が難しく、風邪と誤診されることも多い。感染研は「風邪薬を飲んでも治らない場合は、特に注意して」と警戒を呼びかけている。

 感染研などによると、マイコプラズマ肺炎は例年、晩秋から早春にかけて流行する。今年度も10月ごろから患者数が急増。11月21日までの1週間で、調査対象の全国約500の医療機関では、1医療機関当たり0・71人の患者が確認された。昨年同期と比べて約3倍で、過去10年で最も流行した平成18年度のピーク時(0・69人)を超えており、感染研も「例年に比べてかなり多い」と警戒している。

 地域別では青森県が最も多く2・5人。次いで多い順に宮城県(2・42人)▽群馬県(2・25人)▽愛媛県(2・17人)▽沖縄県(2・14人)▽佐賀県(2人)-と続く。

 以前は4年に1度、五輪開催の年に流行したため「オリンピック肺炎」などと呼ばれていたが、近年は流行に一定の周期はない。有効な抗生物質が複数あるが、症状が風邪に似ており、特に初期段階では診断が難しい。

 感染研感染症情報センターの谷口清州第1室長は「小さな子供や持病のある人は特に注意が必要。感染予防のためにも、手洗いやうがいなどの基本的な感染症対策が大切だ」と呼びかけている。

     ◇

 マイコプラズマ肺炎 肺炎マイコプラズマという細菌によって引き起こされる肺炎で、感染後2~3週間で発熱や全身倦(けん)怠(たい)、頭痛、せきなどの症状が出る。特にせきは熱が下がってからも3~4週間続く。せきやくしゃみなどで感染する。肺炎の中では比較的症状は軽いが、重症肺炎になり胸に水がたまるなど重症化することもある。

最近、咳が続くという方が、非常に多く受診されます。

原因はさまざまで、感染症による場合、アレルギーによる場合、ストレスによる場合、、、

感染症の中で、咳き込むと止まらないという特徴的な症状をおこすのがマイコプラズマや百日咳で、最近増えているんです。

風邪症状のときに、たまたまマクロライド系の抗生剤を処方され、治ってしまう場合もありますが、、、

こういった咳症状の中には、結核や肺がんなどもあるわけで、あまりほっておかず、早めの受診をお勧めします。

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