投稿日:2008年10月7日|カテゴリ:院長ブログ
  [HealthDayNewsより]

近年、先進諸国ではアトピー性湿疹などアレルギー疾患の比率が劇的に高まっているが、生後9カ月までに魚を食べ始めた乳児は、湿疹の発現リスクが低いことが、スウェーデンの研究によって示された。

米医学誌「Archives of Disease in Childhood(幼年期疾患)」9月25日号に掲載された今回の研究は、イエーテボリGothenburg大学クイーンシルビアQueen Silvia小児病院(イエーテボリ)のBernt Alm博士らが、スウェーデン西部で2003年に生まれた小児の医療記録と、生後6カ月および1歳時に保護者が回答した質問票を用いて実施したもの。

研究の結果、生後12カ月までに、乳児のほぼ21%が湿疹を経験したか、その時点で湿疹を有していた。平均発症年齢は生後4カ月であった。最大の危険因子(リスクファクター)は家族歴で、特に母親や兄弟姉妹の湿疹の既往であった。しかし、生後9カ月までに魚を摂取した乳児では、罹患率が25%低かった。

鳥を飼っている家の小児も湿疹の発現率が低く、これは、家の中で鳥を飼うことで、小児がエンドトキシン(病原体内に存在する毒素)に持続的に曝露されていたためと思われた。食べた魚の種類は湿疹の発現リスクに影響せず、オメガ-3脂肪酸は有益性と関連しないことが示唆された。また、母乳育児や乳製品の摂取開始時期、毛皮を持つペットによる影響も認められなかった。

Alm氏は「特にアレルギー性疾患の家族歴がある乳幼児では、魚食の早期開始が湿疹や他のアレルギー性疾患を引き起こす恐れがあるとされてきたが、今回の知見により、この不安から保護者を解放することができる」と述べ、生後5~6カ月ごろから、別の固形物と同時に、魚を少しずつ与えていくことを提案している。






 食物アレルギーについてはよく分かっていないことも多く、食べてから、すぐには出ないものが運動にて誘発されるものもあり、複雑ですが、
お母さん方にとって、何をいつ食べさせてはまずいのかとかは気になるところ! 今回の研究ではまあ魚なども早期から食べさせても逆にいいんじゃないかってことですね! こんなことを気にして気を付けていながら、知らなかったとはいえ、メラニン混入ミルクを飲ませていたなんてことがあれば、本末転倒ですから、、、小児のアレルギーはこれからもさらに研究が必要です。ノーノー

2 Responses to “魚を食べる乳児は湿疹のリスクが低い”

  1. せおいなげ より:

    この問題については当方もどないやねんと慎重になりました。

    子どもに、いつから、どのタイミングで、どのようにと悩まされました。

    とくに、魚、そば、卵、甲殻類はいったいいつからやねんと、妻が小児科の先生とよく話をしていました。

    小児アレルギーの問題は、上記の研究のように対処方法などが研究されていますが、食物自体の安全が問われる今、ある意味、情報戦と言えるでしょうね。

  2. yoshioka より:

    せおいなげさん>

     何が良くて、何が正しいのか、、、異物混入されてしまっては、根本から覆されてしまうわけで、、、いろんな意味で、アレルギーは現代人の宿命でしょうね~

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