投稿日:2008年9月14日|カテゴリ:院長ブログ
(時事通信社より)

 スウェーデンとドイツの研究チームが、コケなどに生息する微小な生物クマムシを宇宙空間に10日間さらしたところ、一部が無事に生還した。真空、低温に加え、太陽からの紫外線や放射線が降り注ぐ宇宙空間に直接さらされて生存できたのは、動物では初めてという。論文は米科学誌カレント・バイオロジーに掲載された。

 クマムシは、節足動物に近い「緩歩(かんぽ)動物」と呼ばれる仲間で、体長0.5ミリ程度。周囲の環境が乾燥すると、自身も「樽(たる)」と呼ばれる特殊な休眠状態になるが、この状態で高温や高圧、放射線など過酷な状況にも耐えられることが知られている。






 クマムシって、、、すごいんです!
体長は最大でも1.5mm前後。道端のコケとか、どこにでもいる生き物なんですが、、、生命の危機を感じるほどの乾燥を察知すると「休眠状態」に入ります。 この状態を「クリプトビオシス」と呼ぶんですが、この時のみに今回のような絶大な耐性を発揮します。 普段の体内水分割合が85%くらいあるのに、クリプトビオシスの状態になると0.05%くらいになります。
この状態のクマムシは本当に想像を絶する耐性で、たとえば

・150℃以上の高温~絶対零度近い低温
・真空~75000気圧
・紫外線、または人間の致死線量の1000倍以上の放射線

に耐えてしまうのです。しかし、急激な環境の変化で瞬時にクリプトビオシスになれるわけでもありませし、実は案外、寿命は短いのです。(急激に環境を変えるとやっぱり死ぬ)
 環境の変化に適応できずに死滅するよりも、休眠状態になってその環境を乗り切り、いつか自分たちが再び生きられる環境を待つ、、、そんな能力が人間にもあれば、、、ストレスがかかると休眠、、、なんと羨ましい!たらーっ

 そんなスーパー動物クマムシさんの動画は、案外かわいらしいですよ~!

 
 http://jp.youtube.com/watch?v=NLOmw6dCKi8&feature=email












 

6 Responses to “クマムシ、宇宙空間生き延びた=直接さらされ、10日間周回-動物では初めて”

  1. ren より:

    円谷プロにスカウトされそうな生物ですねw

    可愛キモいです。

  2. yoshioka より:

    renさん>

     コメント、どうもありがとうございます!

    ウルトラマンの怪獣を思い起こされたんですね~

    当方は、風の谷のナウシカで出てくる「王蟲」かと思いました!

     たしかに、可愛キモい~ですね~(~_~;)

  3. せおいなげ より:

    クマムシ・・・おそろしいやつです。

    いずれ、地球を征服するでしょう。

  4. yoshioka より:

    せおいなげさん>

     征服? しないしない! 

    人間も同じで、本当に強いヤツは吠えません!(笑)

    クマムシさんも、コケのなかでおとなしく過ごしておられるままです! 生態系も崩さない凄いヤツですね~(~_~)

  5. せおいなげ より:

    そういえば、ミジンコも耐性卵で過酷な環境に耐えるらしいですね。ちなみに、ケンミジンコがかっこいいです!

    ミジンコといえば、わたし、過去に、ゾウリムシを使用しためだか増殖実験に携わったことがありました。わらを水につけておくとなぜかゾウリムシがわきました。そのゾウリムシに「きなこ」(植物性たんぱく質)を添加し(食わし)、そいつを孵化したばかりのめだか(卵黄がなくなってから)に与えることによって、めだかの仔魚の生存率を高めることに成功しました。←かなり機密事項・・・・

    ゾウリムシの増殖実験は、私が最初に担当しましたが、失敗続きで、次の担当の方が大成功を収めました。(泣)

    俺って・・・・何の仕事してんだろう?(笑)

  6. yoshioka より:

    せおいなげさん>

     ほんと、何のお仕事なのやら(笑)

    でも、ゾウリムシの増殖実験なんて、、、おもしろそうですね~

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