投稿日:2008年9月8日|カテゴリ:院長ブログ
 [日本経済新聞より]

 東アジア地域特有の感染症「日本脳炎」ウイルスの免疫を持っていない幼児が増えている。中学生がワクチン接種の副作用で寝たきりになり、2005年以降、自治体による予防接種が事実上中断しているためだ。来年4月には従来の問題点を改善したワクチンが供給される見通しで、専門家の間では、義務的予防接種を再開すべきだという声が高まっている。
 「夏休みで旅行に行こうと思うのだけど、大丈夫でしょうか」「ワクチンはありますか」。今夏、鹿児島県健康増進課や保健所には、こんな問い合わせが相次いだ。いずれも幼い子供が日本脳炎に感染するのを心配した母親からだった。







 現行の日本脳炎ワクチンは、日本脳炎ウイルスを感染させたマウス脳の中でウイルスを増殖させ、高度に精製し、ホルマリン等で不活化したものです。 ワクチンの精製度は極めて高いのですが、極めて微量ながら脳組織成分が残存する可能性や、不純物が混入する可能性が完全に否定できるものではありません。一般的な副反応としては、発熱、注射部位の腫れや痛みがみられます。
 ADEM(アデム、急性散在性脳脊髄炎)とは、ワクチン接種後、通常数日から2週間程度で発熱、頭痛、けいれん、運動障害等の症状があらわれます。
ステロイド剤などの治療により完全に回復する例が多く、良性の疾患とされていまが、運動障害など神経系の後遺症が10%程度あるといわれています。

 70-200万回の接種に1回程度、きわめてまれに発生すると考えられ、万が一発症しても通常は軽快し、その後の再発はみられません。
 組織培養法によるワクチンは、試験管内で培養したヒトや動物の組織・細胞でウイルスを増殖させるため、理論的には接種後のマウス脳成分による問題が起こる可能性はなくなり、リスクはより低いものと考えられています。

 日本脳炎ワクチンの接種は海外渡航の際に義務付けられてはいませんが、状況によっては推奨している国もありますので、流行地域(朝鮮半島、台湾、中国、ベトナムなど)へ渡航するなど、日本脳炎に感染するおそれが高い場合には、接取しておいたほうが安心でしょうが、そうでないなら、新ワクチンを待ってもよいのではないでしょうか?!ノーノー

6 Responses to “日本脳炎、幼児感染ご用心 予防接種中断で免疫持たず”

  1. せおいなげ より:

    まいどです。

    要するに、どうしたらよいのかなあ・・・

    家族で東南アジアあたりに旅行するときに、子供とともに接種するということかな?今のところ予定なしなので、しなくてよいのかな。

    日本脳炎にならない良い方法がありますよ(笑)

    厚生労働省HP よくある質問 より

    Q16 
    日本脳炎に罹らないためにはどのようなことに注意しなければいけませんか?

    A16
    日本脳炎の感染源は日本脳炎ウイルスを媒介する蚊です。一般的な注意として戸外へ出かけるときには、念のためできる限り長袖、長ズボンを身につける、露出している皮膚への蚊除け剤の使用、網戸の使用など、ウイルスを持った蚊に刺されないよう十分な注意をすることをお勧めします。
    蚊の発生を減らすためには、住居周辺の水溜まりを作らないことに心がけることが重要です。また、側溝等に落ち葉や土砂がたまり、流れが滞らないように定期的に清掃することも有効と考えられています。
    蚊に関する詳しい情報は、国立感染症研究所ウイルス第一部ホームページをご覧ください。国立感染症研究所ウイルス第一部のホームページアドレスは、(http://www.nih.go.jp/vir1/NVL/JEVMeeting.htm)です。

    ようするに、蚊に刺されないことですね。(笑)誰でも蚊に刺されないよう努力していますよね。かゆいですから。なんだかなぁ・・・環境省の仕事みたい・・・

    ところで、今アメリカで、蚊などの双翅目(そうしもく)の駆除に有効な微生物群で「べクトバック」というものがはやっています。こいつはすごいです。ぼうふら等の腸に入り込み食い破り殺すというものです。発生が疑われるところに(側溝やみずたまり)水でといてまくだけです。殺虫剤ではないので、環境にやさしい?そうです。私も、少し分けてもらって使用しましたがすごいです。ただ、手に入りにくいのが難点です。アメリカでは、飛行機で湿地帯に散布という使用方法らしいです。さすが豪快ですな・・・

  2. yoshioka より:

    せおいなげさん>

     殺幼虫剤に分類されるバチルス=スフェクス(製品名、ベクトレックス)または、バチルス=チューリンギエンシス(製品名、ベクトバック)、メトプレン(製品名、アルトシッド)、油状物質(製品名、アロサーフ)、テメホス(製品名、アベート)などのことですね!

     せおいなげさん、ホントに物知りでビックリです! アメリカで豪快に使用されているといっても、安全性はちと不安がありますね~!

  3. せおいなげ より:

    そうそう!バチルス=チューリンギエンシスのこと。

    さすが先生ですな!調査が早いですね~。

    ただし、先生のおっしゃるとおり安全性や生態系の分析等の資料を当方まだ調査していません。(裏がとれてません)

    本当に安全だかどうだか・・・・・

  4. yoshioka より:

    せおいなげさん>

     でも、使用しちゃんたんですよね~(~_~;

    となりの河の魚たちはやたら元気なようなんで、問題なさげ?(笑)

  5. せおいなげ より:

    使用しちゃったんです・・・

    でも、ちゃんと閉鎖水域での実験ですので大丈夫ですよ。

    しかし、津○川のコイはでかいですな。コイだけではなしにボラもでかいですな。有事の際は食には困らないでしょう。

  6. yoshioka より:

    せおいなげさん>

     ナマズもいいサイズのがいますよね~! 空揚げにすると旨いんですが、、、津○川のは、ちょっと泥臭さはひどいんでしょうね~!

    加古川の上流あたりのスッポンやコイは旨いですよ~!

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