投稿日:2008年9月5日|カテゴリ:院長ブログ
 [日経産業新聞より]

 大正製薬は3日、眠くなったり、便秘を起こしやすくなったりする成分を含まない風邪薬「パブロン50」を25日に発売すると発表した。こうした症状を避けるため風邪薬を使っていなかった消費者の需要を開拓、伸び悩む総合感冒薬市場の拡大を目指す。
 一般用医薬品(大衆薬)の研究開発を担当する上原健取締役は同日、「これまで取り込めなかった層を顧客として獲得したい」と話した。



「パブロン50」は、のどなどの痛みをおさえ、熱を下げるアセトアミノフェン、せきを鎮めるデキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物、たんを出しやすくするグアヤコールスルホン酸カリウムを配合した総合感冒薬です。

 最近1年以内にかぜをひいて市販のかぜ薬を服用した方を対象に行った調査によると、かぜ薬を服用した後に気になった症状として「眠くなった」「口がかわいた」「便秘になった」「尿がでにくくなった」などの症状が挙がり、このような悩みを持つ方に配慮し、眠くなる・口がかわく・尿が出にくくなる抗ヒスタミン薬と、便秘を起こしやすくなるジヒドロコデインリン酸塩を配合しないかぜ薬を開発したとのこと。







 基本、風邪はウイルス感染ですから、37度以上の熱をキープし、必要以上に解熱させず、水分摂取をしっかり取っていただくうえ、免疫力を向上させるため漢方薬を処方されることはあっても、抗生物質は極力服用されない方が良いことは周知の事実ですが、、、実際、仕事も、勉強をやすめないとなると、症状を緩和させたいのが人情ですから、こういった、感冒薬ならある程度安心して使用できそうですね~ニコニコ




6 Responses to “大正製薬、眠気や便秘が起きにくい風邪薬”

  1. せおいなげ より:

    まいどです。

    市販の薬で眠気が襲うというのは私です。やはり、仕事上、どうしても休暇がとれず、特に車両の操作・運転の必要のあるときはつらいです。眠くない薬というのはたいへん魅力的であります。

    「安全と健康 Vol 9 ”体の不思議”」というコラムに、山西クリニック院長 山中敏郎 という方が次のような話をしてらっしゃったのを思い出しました。

    「体温計が42度までしかメモリがないのは、人体の耐えることのできる限界の温度が42度だからです。人体の構成要素、脂肪・炭水化物・たんぱく質のうち、たんぱく質が42度以上になるとかたまり、人体組織は凝固・壊死に陥り死に至ります。」「しかし、現在では、薬によって無理に熱を下げないように、体内の熱でウイルスを死滅させるよう治療します。ウイルス感染による風邪には特効薬がなく、治療方法も確立されていないのでこのような治療が支持されます。」

    ふむふむ、先生と同じことをおっしゃってらっしゃる。

    だからといって、「微熱で仕事をがんばってください。」とはいえないですね。ニーズにこたえるというのはむずかしいことですな。

  2. yoshioka より:

    せおいなげさん>

     ちょっと違うんですけどね! ウイルスをやっつけるには抗体という爆弾を作らなきゃならない!抗生物質は細菌しか効きませんから、この抗体は自分の白血球に頑張って作ってもらうしかないんですよね!その白血球が気合いの入る温度が37度以上~38度くらいまでの微熱なんですよね! 熱でウイルスが死滅してくれるわけじゃないんですよね~。

     だから、極端に熱を下げない、免疫力を落とさない治療を僕はめざしているんです! 体が、多少だるくなることも、これは安静にして、ウイルスと闘うことに集中しなさいという体の司令なんですよね~。ある程度、ウイルスをたたき終えると、体は、消耗を避けるために発汗して冷却しようとします。が、再び熱をあげて、残ったウイルスをたたきに行くわけです!これを繰り返してウイルスが死滅するのに大体5~7日位かかるんですね! だから、必要以上に熱を下げると風邪は長引きます! もちろん、抗生物質を最初から使用すれば、もともと、外から細菌が入ってくるのを防御してくれている常在菌を自らやっつけてしまうわけですから、自分で、外の細菌を呼び込んでしまうことにもなるんですよね~

     そういう意味では漢方の考え方が風邪の治療には理にかなっていると言えるでしょう!

     ですから、私の治療は、本来の治癒力の手助けというスタンスですね~

  3. せおいなげ より:

    ふむふむ・・・体温でウイルスを殺すのではないのですな。

    「ためになったね~ ためになったよ~」(お笑い芸人”もう中学生”より)

    なるほど、よくわかりました。ありがとうございます!よく、職場等で「今年の風邪はながびくなぁ。」などと耳に入りますが、実は、治療法によって完治期間がかわるということもあり、ということですね。

    前出の先生の名誉のために書かせていただくと、医療の専門誌ではありませんので、もしかしたら、内容を簡単に要約して書かれたのかも知れません。もしそうだとしたら、すいません。

  4. yoshioka より:

    同じ医者でも、風邪にロキソニン(鎮痛解熱剤)と抗生剤だけを出す先生もおられます! 患者様もその処方を求める方もおられます! かたくなに自分の処方を押しつける医者もいれば、患者様の言うとおりに処方する医者もいる。
     何が正しいのか、正解なのか、、、需要があって供給があるように、ニーズに答えることも、大事なのかもしれませんし、信念を独りよがりに貫くことも、これも一つの道であるのでしょう。僕もそのどちらにあるべきか、いつも自問自答しています。

  5. せおいなげ より:

    私の体調管理は先生にまかせましたよ!

  6. yoshioka より:

    せおいなげさん>

     了解しました~!(~_~)

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