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院長ブログ

採血器具使い回し、半数の1万1700施設…厚労省調査

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(読売新聞より)

 針付き採血器具の使い回しが相次ぎ発覚した問題で、厚生労働省が同種器具の1991年以降の使用実態を調べたところ、器具を使っていた全国の病院や診療所約2万2500施設の半数以上に当たる約1万1700施設が使い回しをしていたことが6日、明らかになった。

 使い回しによる感染例は報告されていない。厚労省は「感染リスクは低いが、心当たりのある人は念のため、医療機関に相談してほしい」としており、7日に関係施設名をホームページ(http://www.mhlw.go.jp/)で公表する。

 調査した器具は、指先に針で小さな傷をつけて血を採取するペン型のもの。主に糖尿病患者の血糖値測定用として、同一人が針を交換して繰り返し使うことが想定されている。針を替えても針周辺に血液が付着している可能性があり、血液感染を避けるため、複数人には使い回さないよう添付文書に明記されている。

 調査によると、全国の病院約8900施設のうち、同種器具を使っていたのは約5000施設。この66%に当たる約3300施設が、複数人に使い回す不適切な方法で使用していた。診療所は約10万施設のうち使用していたのが約1万7500施設で、その48%の約8400施設で使い回しがあった。1800余の診療所は未回答で、実際はもっと多い可能性もある。

 看護学校では、実習などで器具を使った約180校のうち、8割以上の約150校が使い回しをしていた。自治体の健康イベントでも、愛知を除く46都道府県で開かれた3812事業で使い回しがあった。介護老人保健施設や、理学療法士、管理栄養士の養成所でも60~90%で使い回しが報告された。

 針も替えず使い回したケースは、すでに発覚した島根、広島県の2診療所のほか、愛媛県の看護学校1校でもあったが、感染例は確認されていないという。

 厚労省医療安全推進室は「添付文書を十分に読み、正しい使い方をするよう関係各所に改めて注意喚起したい」としている。

 しばらくは静観していましたが、やはりここまで、共用している施設があったことは残念です! 
当クリニックに受診されている方はお気づきであろうかとは思いますが、たとえ血糖測定であろうと、静脈採血で行っております。 これは、今回問題になっている針付き採血器具では、やはり針の交換がされてないというミスが起こりえるということの心配と、また、皮膚からの採血と静脈からの採血では血糖の微妙な違いがあることを考慮してのことです。
 院内感染対策という概念は、今やどこの病院でも議論され、検討改革されていく義務がありますから、ここまでの事態結果が出たことには正直、驚かざるを得ません。
 今回のことに限らず、院内感染対策、その他、選ばれるクリニックであるための努力をしてまいりたいと思っています。ニコニコ

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