投稿日:2008年7月11日|カテゴリ:院長ブログ
 (CNN.Netより)

 米ワシントン発コロラド州デンバー行のユナイテッド航空1178便内で8日、乗客がダニを発見して客室乗務員に連絡した。このため、機材を取り換えることになり、デンバーの後にアイオワ州デモインに向かうはずだった同便は、6時間近く遅れた。


ユナイテッド航空によると、ダニを見つけたのはエコノミー・クラスの乗客。デンバーで乗客を降ろし、駆除作業を行い、1─3匹を発見した。ダニが紛れ込んだ経緯は不明。また、見つかったダニの種類も明らかになっていない。

デモインまで向かう予定だった乗客107人は、代替機の到着までデンバーで待機。代替機はコロラドスプリングスからデンバーに向かっていたが、デンバー上空が雷雨と悪天候だったため、到着が予定よりも遅れた。

ダニはライム病などの疾病を媒介することで知られる。





 ライム病ボレリアを媒介する Ixodes ricinus 群のマダニはBorrelia burgdorferi を消化管に保菌しており、媒介者として機能しています。
 具体的には、病原体を保有する野ネズミ、鳥に吸血し病原性を有したマダニにより媒介し、狭義のボレリア・ブルグドルフェリ B. burgdorferi(アメリカの典型的ライム病の病原体) 、ボレリア・ガリニ B. garinii(神経症状を主として引き起こす) 、ボレリア・アフゼリ B. afzelii(慢性萎縮性肢端皮膚炎の病原体)など数種類が確認されています。日本ではシュルツェマダニからボレリア・ガリニと、ボレリア・アフゼリが検出されています。

 マダニによる咬着より数日から数週間後に、刺咬部を中心とした特徴的な遊走性紅斑を呈し、リンパ節の腫張や、筋肉痛、関節痛、頭痛、発熱、悪寒、倦怠感などのインフルエンザ様の症状を伴うこともあるため、ダニに刺されたことが分からない場合、診断が遅れることになります。
 これからの季節、山、森林にキャンプに出かけることも増えてくるでしょう。 ダニを取り除くときには、機械的に病原体の注入が起こり感染の確率が高まるため、体の部分を挟んだりつぶしたりしないこと。ピンセットや先のとがった毛抜きなどで、皮膚にできるだけ近いところでダニの頭か口を挟んで真っすぐ上に引き抜くようにし、取り除いたダニは保管しておいて、後日、症状が出た場合には病院へ持参するようにしてください。ムニョムニョ

2 Responses to “搭乗客が「ダニ」発見、機材取り換えで6時間遅れ 米国”

  1. ター坊どす^^ より:

    ダニって、見るからに 嫌悪感を催す 体型してる。

    あっちけ!!って感じ^^

  2. yoshioka より:

    ター坊さん>

     あのお尻のところが、吸血すると1cmにも膨れ上がるんですから、ビックリしますよ~

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