投稿日:2008年7月1日|カテゴリ:院長ブログ
今シーズン平成20年度(2008-2009)は、以下の通りです。

 Aソ連型:A/ブリスベン/59/2007(H1N1)

 A香港型:A/ウルグアイ/716/2007(H3N2)

 B 型: B/フロリダ/4/2006

HA抗原含有量:ワクチン1ml中に各株のHA蛋白を30μgずつ含有




 これらは、平成19年度の製造株から全て変更になっています。


 どこかの病院で、在庫の前年度のワクチンを接種されたという事件がありましたが、当然、当クリニックは前年度のワクチンを在庫などしておりませんのでご安心くださいませ。


 インフルエンザウイルスは抗原性に変異を起こしやすいウイルスで、毎年流行するウイルスの型、および亜型が異なっています。
 ですから、ワクチンはそのシーズンに流行するであろう型と抗原性を予測し、ワクチン株が選定されます。

 例年2月中にWHOから今シーズンのワクチン製造用推奨株と言うのが公表されます。

 日本では国立感染症研究所の専門家や外部の有識者等で構成されるインフルエンザワクチン株選定会議が2月~4月に数回開催され、WHOの討議内容、推奨株の性状、国内の流行状況、その他が総合的に検討されそれに基づいて選定された株を厚労省に報告、その報告を元に厚労省で製造株が決定通知され、数社のメーカーが同じものを製造することになります。


 よく聞かれることですが、1つのワクチンでA型、B型両方の抗原性を含みます。が、1回の接種での免疫獲得率は高いものではありません!
「ちゃんとワクチン接種したのにインフルエンザにかかった」という方が居るのは当然で、感染してもある程度ウイルスと戦う力をつけたということに他なりません。さらにしっかりと免疫を獲得するには、やはり大人でも2回接種することが望ましいと言えるでしょう。

 よく検討され、予防されることが、流行を防ぐのだとご理解ください。ラッキー 

コメントする