投稿日:2008年6月9日|カテゴリ:院長ブログ
(CNN NETより)

 たとえ何十年も前のことであっても、日付を示されればその日に自分が何をしていたか、社会でどんな出来事があったかを鮮明に思い出すことができる――。そんな不思議な記憶力を持つ人が、米国内でこれまでに3人見つかっている。カリフォルニア大アーバイン校(UCI)の専門家らが、かれらの脳を調べ、記憶障害の治療などに役立てようと研究を進めている。


ウィスコンシン州でラジオニュースの記者を務めるブラッド・ウィリアムズ氏は、たとえば子ども時代の1枚の写真から、撮影日時や当時の状況などを正確に言い当てることができる。同氏は自らの能力を、さして意識することなく過ごしていた。だが2年前、カリフォルニア州に住む同氏の兄弟が、神経心理学の専門誌に掲載されたUCIの論文に目を留める。同州の女性に同様の記憶力があることが分かり、研究チームが「過記憶症候群」と名付けてなぞの解明に取り組んでいるという内容だった。ウィリアムズ氏は兄弟に勧められるまま、UCIに名乗り出た。


研究チームによる検査で、ある日付から出来事を思い出したり、出来事から日付を言い当てたりする同氏の能力が確認された。研究員のラリー・ケイヒルさんは「どの時期について質問しても、意識的に考える様子はなく、記憶がただちによみがえってくるようだ」と、驚きを隠せない表情で語る。「ただし、通常の記憶力テストで特に高得点を示すわけではない。自らの過去の経験に限った、いわば『自伝的記憶力』だ」という。


これまでにもう1人、オハイオ州の男性にも同じ「症状」が見つかった。チームでは磁気共鳴画像装置(MRI)を使って、3人の脳の構造を詳しく調べている。結果はまだ発表に至っていないが、3人とも一般の人に比べ、「前頭葉前部皮質」と呼ばれる部分がかなり大きいことが分かったという。この部分は従来、記憶や学習よりむしろ複雑な思考に関係があるとみられていた。


チームでは、「なるべく多くのケースを調べて、脳と記憶の研究に新境地を開きたい」と強調。非凡な記憶力を持つ人はぜひ名乗り出てほしい、と呼び掛けている。






 「過記憶症候群」、、、人間の脳の構造は複雑で、分かっていないことが多いですが、記憶は忘れるという機能、リセット機能も大事な機能の一つで、つらいこと、悲しいことを薄れさせ、あるいは変換させながらストレスに対応させるようになっているはずです。 つらいことが、リアルにいつまでもよみがえることが病的に起こるなら、これはまさに疾患であると言えるでしょう。 都合の悪いことは忘れる、、、ある意味、ストレスと戦うための人間の高等テクニックは、私自身、得意とするところです。ニコニコ

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