投稿日:2008年4月19日|カテゴリ:院長ブログ
(読売新聞より)

 心臓病治療などに使える可能性がある心筋細胞を、女性の経血から効率良く作ることに、慶応大と国立成育医療センターなどのグループが成功した。

 骨髄細胞より約100倍も効率が高く、採取に痛みと危険を伴わない利点がある。

 慶大の三好俊一郎講師らは、女性9人から経血の提供を受け、約1か月培養して、再生能力を持つ幹細胞だけを分離。これらを心筋梗塞(こうそく)にしたラットの心臓に移植すると、移植した細胞が心筋に変化し症状が改善した。

 また、シャーレの中でラットの心筋細胞と一緒に2週間培養すると、20%の細胞がシート状の心筋細胞に変化して拍動を始めた。人の骨髄細胞だと、0・2~0・3%にとどまった。

 経血には子宮内膜の組織が混ざっていて、この中に幹細胞が多数含まれているらしい。三好講師は「特に心臓の組織になりやすい性質があるようだ。心臓病の治療や、心臓の治療薬の副作用を調べるのに使える可能性がある」と話している。




 再生医療の進歩に関係する話題ですが、月経血の提供がコンスタントに得られるか心配ではあるものの、子宮内膜の組織が混ざっているであろう経血に着目するところにビックリですね。 しかも、骨髄細胞より約100倍も効率が高く、採取に痛みと危険を伴わないという利点はすばらしい。ノーノー

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