投稿日:2008年4月8日|カテゴリ:院長ブログ
 新型の万能細胞「人工多能性幹細胞(iPS細胞)」から作り出した神経細胞を使い、パーキンソン病のラットを治療することに、米マサチューセッツ工科大のルドルフ・ヤニッシュ教授らのグループが成功した。

 iPS細胞が神経病の治療に使えることを初めて示した成果。米科学アカデミー紀要に7日発表した。

 研究グループは、マウスの皮膚からiPS細胞を作り、神経伝達物質のドーパミンを分泌する細胞に分化させた。パーキンソン病を人工的に発症させたラット9匹の脳に移植したところ、8匹の症状が改善、特有の異常動作がなくなった。

 パーキンソン病は、ドーパミン細胞の異常で手のふるえなどが起きる難病。移植した細胞がラットの脳内に定着し、ドーパミンを正常に分泌し始めたらしい。

 患者自身の皮膚などからiPS細胞を作れば、拒絶反応なしにこうした移植治療ができると期待される。

(読売新聞より)



 本年の3月にはクローン技術で作った胚性幹細胞(ES細胞)を活用し、パーキンソン病のマウスを治療することに理化学研究所・再生科学総合研究センターの若山照彦チームリーダーら日米の研究グループが成功し、移植細胞の15~20%が生着しておりましたが、今回はさらに精度が高まったといえそうですね! パーキンソン病の治療は症状に苦しんでいる患者様が、薬の副作用でも苦しめられていることが多々ありますので、今回、再生医療が道を開くきっかけになると期待が高まります。ニコニコ

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