投稿日:2008年4月1日|カテゴリ:院長ブログ
(毎日新聞より)

 3月に東京で観測された黄砂の粒子に、工場や自動車排ガスなどから放出される窒素酸化物(NOx)や硫黄酸化物(SOx)が高い割合で付着していたことが、東京大環境安全研究センターの戸野倉賢一准教授らの調査で分かった。黄砂は中国北西部の乾燥地帯から飛来したとみられ、汚染物質も同国の工業地帯で放出された可能性が高いとみられる。

 戸野倉准教授らは、黄砂の粒子一粒ずつに直接、イオン化用レーザーをあててリアルタイムで付着物質を解析する方法を開発。この方法で3月17、18日に東京大構内で採取した黄砂の粒子約9000個を調べたところ、高率でNOxやSOxが付着していたという。

 これらの物質が付着した黄砂を呼吸により体内に取り込んだ場合、肺などに悪影響を及ぼす可能性があるという。今後は東京の大気環境に与える影響などについて調べる方針。



 最近、風邪のような症状の後に咳がずっと続くといった患者様が増えていますね! そういった方の多くにはアレルギー機序があり、今の時期、花粉や、黄砂といった増悪因子が関与し、さらに、マイコプラズマや百日咳といった咳を主体とする感染症が病態を複雑にしている場合があるのです。 黄砂は偏西風に乗ってやってくるものですから、ニュースで情報を聞いて、テレビに向かって中国に文句を言ったところで何も解決しません!

 ひたすら防御するしかないわけです。
花粉の粒は20μくらいですが、黄砂の粒子は0.5~1μくらい。これに大量の汚染物質がくっついて飛んでくるわけです。花粉症のマスクだと黄砂は素通りして汚染物質を吸い込んでしまいます。湿ったフィルタ仕様のマスクがある程度有効でしょう。 が、細かい黄砂の粒子は眼や皮膚からも進入してきますので、めがね、ゴーグル、長袖の衣服なども効果的でしょう。
とにかく、症状をこじらせるまえに受診されることをお勧めします。てれちゃう

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