投稿日:2008年3月15日|カテゴリ:院長ブログ
 2004年の3月にある報道番組で、自閉症に対し水銀キレート療法を行うというレポートが放映され、、患者・家族に動揺を与え全国の医療機関に問い合わせが殺到しました。そこで、インフルエンザワクチンや、MMRワクチンに含まれる保存剤であるチメロサールが自閉症と関連があるかという心配がにわかに浮上しました。

 これに対し、日本小児神経学会、日本小児精神神経学会、日本小児心身医学界の三学会合同の見解として、2004年6月に自閉症の原因が水銀中毒であるということを積極的に肯定する根拠は乏しい。また自閉症とチメロサール含有ワクチンとの間に明確な関連性は見出されていないと提示されました。

 しかし、日本だけでなく、英国、米国でも小児自閉症が増加しており、チメロサール含有ワクチンを介した水銀中毒が原因なのではという懸念が、親の間で高まっていました。

 これに対し、カリフォルニア公衆衛生局のRobert Schecter,Judith K.Gretherの両博士は、同障害発症率に関する研究から、ワクチン中のチメロサール除去による効果は全く認められないとの知見をArchives of Psychiatry(2008;65:19-24)に発表しました。 この研究によると、3歳までの自閉症罹患率は1993年生まれの小児1,000人当たり0.3人であったのに対し、2003年生まれでは1.3人に増加していました。 さらに、3~12歳における自閉症の最高年間推定有病率は、追跡期間を通して増加しており、ピークに達した2006年では、2000年生まれの小児1,000人中4.5人でした。 チメロサールが減量された期間、1999年以降、一貫して有病率が増加していたのです。

 また、カナダ・モントリオールのEric Fombonne博士は、独立した国際的科学専門委員会による研究を含む多くの研究が、関与否定説を裏付けていると述べ、患児の親に対して、ワクチンによる影響はないとしています。 さらに、有害物質除去を目的としたキレート療法のような無効で危険な治療は避けるべきとし、自閉症の有無にかかわらずワクチン接種を続けるよう勧めています。




 そりゃ~そうですよね! 実際、メチル水銀換算で、マグロのお寿司や切り身一人前を食べる方が、ワクチン接種の10から25回分多いといいますから、魚が危険というより、それだけワクチンに含まれる水銀は微量で、すぐに排泄されてしまうので、心配ないということです! それよりもワクチンの恩恵の方がずっと大きいということですね!ラッキー

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