投稿日:2008年2月5日|カテゴリ:院長ブログ
今冬、日本で流行の主流となっているインフルエンザはAソ連型で、国立感染症研究所によると、国内で今年1月までに分離されたインフルエンザの91%がAソ連型とのことですが、、、


共同通信社より>
欧州で流行中のAソ連型インフルエンザに、治療薬タミフルが極めて効きにくい耐性ウイルスが広がりつつあると欧州疾病対策センター(ストックホルム)が2日までに発表した。同様の耐性は米国でも検出された。

Aソ連型は日本でも今冬の流行の中心。今のところ国内で耐性ウイルスは見つかっていないが、国立感染症研究所は「タミフルの使用が多い日本で広がると、治療に大きな影響が出る恐れがある」として、上陸を警戒している。

欧州専門家チームの速報によると、昨年11月から今年1月までに欧州18カ国で分離されたウイルス計437試料のうち、9カ国の59試料(14%)からタミフルへの強い耐性を示す遺伝子変異が検出された。検出率はノルウェーが70%と突出している。米国でも5%で同様の耐性が見つかったという。

感染研の小田切孝人ウイルス第3部室長によると、日本や韓国、台湾など東アジアでは検出されていない。

タミフルへの耐性ウイルスはこれまでにもあったが、多くは1%以下と比較的まれで広がりにくく、これほどの高頻度は初めて。耐性は薬を多く使っている環境で発生しやすいが、欧州では通常のインフルエンザにタミフルをほとんど使わないため、自然の突然変異でできたとみられる。患者の症状は通常のインフルエンザと変わりなく、リレンザなど別の薬は有効だという。

世界保健機関(WHO)は先月末、日米欧などの専門家と緊急電話会議を開き、慎重な監視を申し合わせた。



まだ、B型の足は遅く、当院でもほとんどがA型で検出されております。タミフルはA型に優位に、リレンザはB型に優位に効果が見られるという報告もあり、B型であれば迷わずリレンザを処方している状況でありますが、耐性ウイルスを日本から生み出さないようにするにはタミフルの使用をリレンザに切り替えていく努力が必要かもしれません! ご存知のとおり、リレンザは吸入薬であり、効果は非常によいのですが、服用のコンプライアンスとしてはやや厳しい面があり、実際、ついついタミフルを処方してしまう傾向、また患者様もわずらわしさからタミフルを希望されることが多いようですが、この状況に警告ということになりますね!ノーノー

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