投稿日:2008年1月23日|カテゴリ:院長ブログ
筋痛症は罹患した筋によっていろいろな症状をおこします。痛み、しびれ、冷感、むくみ、筋力低下、疲労、睡眠障害、うつ、耳鳴り、頭痛、息苦しさ、喉つまり、めまい感 等など。

繰り返される動作や外傷(手術)によって筋肉に微小損傷が生じて、筋硬結は作られます。いわゆる「こり」と呼ばれるものに近い。
椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、変形性膝関節症、坐骨神経痛などと言われている痛みもほとんどはは筋痛症と考えられます。押さえると痛い部分、{圧痛点}があると思います! 神経が圧迫されておこるのなら麻痺はあっても、圧痛点があるのはおかしい!

実際、痛めている筋肉と、痛いと感じている場所とはずれていることがほとんど! これは脳の勘違いなのですが、治療に結びつかない原因でもあり、誤診されてしまう要因でもあります。

まずは、痛めている原因筋を見つけ、触診で確信し、筋肉に直接アプローチした治療を行わなければなりません!

しかも、脳の勘違いであることも理解してもらう必要があります。


脳の勘違いといえば、面白い実験結果が発表されていました!

CNNより>
ワシントン(AP) 同じワインでも、値段が高いと聞いてから飲むと、より高級な味がする。多くの人にとって覚えのあるこんな体験を、米カリフォルニア工科大の研究チームが検証した。事前に知らされた値段によって、脳の反応に違いが出ることが明らかになったという。

消費者は一般に、「高価なものは質も高いはず」と考えることが多い。チームでは、この考え方がどのような影響を及ぼすかを調べるため、ワインを使ったテストを実施し、成果を米科学アカデミー紀要に報告した。

参加者20人に、用意した5杯のワインを飲み比べてもらい、機能的MRIと呼ばれる装置で脳の活動を観察する。ただし、実際に使ったワインは3種類。90ドルで売られているワインに実際の値段と「10ドル」の表示、5ドルのワインには実際の値段と「45ドル」の表示をそれぞれ付け、別の種類として並べた。

その結果、脳の中で「おいしさ」などの快感に反応する部分は、実際の値段にかかわらず、高価とされるワインを飲んだ時ほど活性化することが分かったという。研究を率いたアントニオ・ランゲル氏は、「脳は快感を認識する際、実際の感覚のほかに事前の期待感なども計算に入れて、複雑な処理を行っているということだ」と説明する。

一方、あらかじめ値段を知らされずに試飲するテストでは、最も安い5ドルのワインに「一番おいしい」との評価が集まった。ランゲル氏は、「この結果には驚いた。5ドルのワインは味が濃かったことや、参加者があまりワインを飲み慣れていなかったことなどが、要因として考えられる。プロに試飲してもらえば違う結果が出るだろうし、そう信じたい」と話している。

チームでは今後、痛みなどの不快感についても同様の研究を進める方針だ。参加者に軽い電気ショックを与え、事前に強い苦痛を予告した場合とそうでない場合の脳の活動を比較する実験を検討しているという。


実際、痛みがあると、抑うつ気分、抑うつ状態になり、また、
抑うつ状態があると痛みは増悪します。自律神経が影響を及ぼすのです。 痛みに対し、抗うつ剤を投与されることが多いのもこのためです。「面倒な患者」と見放され、適切な治療を受けないまま苦しんでおられる方も少なくないはずです。

痛みに苦しんでおられる患者様の一助になればと思います。ニコニコ

2 Responses to “痛み 筋痛症とは”

  1. たくや より:

    いつも参考にさせて頂いています。
    「考え方」によって感じ方が左右されるものだなと改めて感じさせられます。

    注射でも打つ前から「痛いですよ」と身構えてしまいますが、「痛くないですよ」と言われた方が安心感が湧きます。

    脳の勘違いは様々な病気でも関連しそうで怖いですね。

  2. 吉岡 より:

    たくやさん>

     いつも、ありがとうございます!

     そうですね、注射のときのことを考えるとわかりやすいですよね!
     圧痛点(トリガーポイント)に注射するとき、とくに首、肩の場合は、初めての方は緊張されますから!

     痛みを頭から切り離すことをイメージしていただくようにしています。

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