投稿日:2007年12月12日|カテゴリ:院長ブログ
例年にないスピードでインフルエンザの流行がおこり、連日、新聞、テレビなどで報道されております。
このタイミングで、ワクチンが効かないだのという本が出たり、タミフルだけでなく、リレンザまでたたこうとする報道が出たりで、社会を惑わせる輩が医療妨害に走っております。
皆さんも基本的なことは押さえつつ、いろいろな情報に惑わされないようにしていただきたいと思います。

インフルエンザの予防はやはりワクチン接種が主体となります。
医療費を考えると、成人には一回接種が推奨されておりますが、一回ではしっかりと抗体を獲得するのに不十分であるために、ワクチンを接種したのにインフルエンザにかかったという方が出てくるのです!

しかし、ワクチン接種が間に合わず、既にインフルエンザに感染してしまった方が続々と出てきている中、やはりタミフル、リレンザが使用しにくい風評となっており、僕自身、異常行動の真犯人がタミフル、リレンザでないことは確信を持ってはいるものの、患者様のニーズに応える医師としての引き出しを多く持っておく必要に迫られております!

そこで、いま漢方が見直されてきており、皆さんご存知の葛根湯だけでなく、麻黄湯が脚光を浴びつつあります。
これらはインターロイキン-1αの誘導を抑制し、同時にインターロイキン-12を有意に上昇させて炎症を抑え、免疫を賦活させます。
また麻黄附子細辛湯や小青竜湯などはインフルエンザワクチン接種時の抗体産生を増強する可能性が指摘されております。

鳥インフルエンザの流行の危険も危ぶまれる昨今、患者様もどの薬を選択すべきか、患者力が問われようとしています。

安易に解熱剤を使用してはならないこと、ウイルスには抗生剤が全く効かないことなどを知らないではもうすまないということを、このブログを読まれた方だけでも知っておいて頂きたいと思います!ノーノー


インフルエンザ流行Map

コメントする