投稿日:2007年12月3日|カテゴリ:院長ブログ
薬事・食品衛生審議会の医薬品第1部会が22日に開かれ、第1部会では、ニコチンを含まない新タイプの禁煙補助剤「チャンピックス」など5成分が審議されました。…で、承認して差し支えないとし、分科会報告となったとのことです。

チャンピックス錠0・5mg、同1mg(ファイザーが製造販売):
 有効成分はバレニクリン酒石酸塩。ニコチン依存症の喫煙者に対する禁煙の補助を効能・効果とする新有効成分含有医薬品。原体・製剤とも劇薬指定。再審査期間は8年。
 同剤は、α4β2ニコチン受容体に作用する部分作動薬で、脳内のニコチン受容体に弱く作用して喫煙したときと似た満足感を与え、逆にニコチンが受容体に結合するのを阻害するため、喫煙しても満足感を得られなくするのです。ニコチンパッチやニコチンガムと異なりニコチンは含まれず、ニコチンパッチではかぶれたりするニコチン過敏症の患者にも使用可能です。
 国内でのプラセボとの比較試験では、4週間の禁煙持続率が有意に高い結果が出ています。米英50カ国で承認済みですが、FDAで副作用として自殺企図があるとして注意喚起されており、日本でも今後、添付文書による注意喚起を行う予定だそうです。

喫煙しながら無理なく本数を減らしたいというような方には良い薬と言えそうですね!

今までの禁煙治療では諦めていた方も再度挑戦する良いきっかけとなることでしょう。
早期承認を期待したいです!ラッキー


バレニクリンの国内臨床試験の結果 515人の日本人を対象に試験を実施。禁煙達成率は用量依存的で、1mg投与群では12週間後に65.4%、52週後に34.6%が禁煙を継続していた。

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