投稿日:2007年10月19日|カテゴリ:院長ブログ
慢性の頭痛、肩こり、頚部痛、腕のしびれ、腰背部痛、ひざ痛、足のしびれ、、、これらのおよそ整形外科の門をくぐられるのであろう病態の患者様が、当クリニックにたくさん足を運ばれております。
これらの方のほとんどに、筋・筋膜疼痛症候群という概念が当てはまると考え、圧痛点に局所麻酔を注射するトリガー・ポイント注射を施行し、非常に効果をあげています。

これまで関節や脊椎の変形・変性が原因とされてきた痛み疾患は、実はそのほとんどが痛みを具体的に感じている現場の筋・筋膜に由来するものであり、ヘルニアや脊柱管狭窄、脊椎すべり変形の有無、及び神経根圧迫などとは直接関係のないことが、既に国内外の膨大な臨床から分かっています。
そしてこのことを知らないのは先進国では日本の多くの医者くらいなのです。先進国の中で日本のみがダントツに遅れていると言えます。
ヘルニアや脊柱管狭窄で的外れな手術をしている件数も先進国の中では異常にダントツといわれています。てれちゃう

手術、事故、外傷、出産、肉体的過労、過剰な運動などの肉体的あるいは精神的ストレスがかかったことにより、何らかの筋肉の微小障害を契機として筋骨格系の結合組織の攣縮や虚血、自律神経系の乱れが生じ、内分泌機能、免疫機能なども巻き込み、全身のシステム的な異常、つまり痛み、しびれ、違和感などが出現し、慢性化していくのです。

痛みとはC線維の先端の侵害受容器(ポリモーダル受容器)の繰り替えされる脱分極、再分極です。それが続くと脳(サーバー)に可塑的変化が生じるといわれています。それが慢性痛です。
「痛みの生理学」「慢性痛はどこまで解明されたか」「痛みのケア」などの本で痛みについて勉強していくと、たとえば、椎間板ヘルニア、腰椎すべり症、変形性膝関節症、半月板損傷などの構造変化が原因で痛みがおきるはずもなく、また神経が押さえられて痛いなんてことがあるはずもないということが理解できます。すごい変形をした脊椎でも痛みもなく元気な人はめずらしくありません。その逆に全く正常な脊椎でも痛みが強い人もいます。

たとえば、うつ状態になると、四肢のしびれや痛み、肩こり、腰痛、関節痛、めまい、耳鳴り、頭痛などがよくおこります。これは筋痛症の症状なのです。

胸鎖乳突筋の筋痛症で、めまい、耳鳴り、頭痛などがあり、これはむち打ちでしばしばみられます。

ですが、たいていの場合、シップと鎮痛剤を処方され、それでも治らないというと、主治医にはさじを投げたような態度をされ、病院を次々と変えられる。

そのような、誰にも理解してもらえない痛みの苦しみに悩んでおられる患者様のひとつの選択肢に加えていただけたら、、、力になれるのではという思いで日々トリガーポイント注射を打ちつづけております。たらーっ



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