投稿日:2007年5月20日|カテゴリ:院長ブログ
麻疹は麻疹ウイルス(Paramyxovirus科Morbillivirus属)によって引き起こされる感染症で、飛沫感染だけでなく、空気感染もあるため感染力は極めて強いといえます。特異的な治療法はなく、1週間以上高熱が続き、肺炎、脳炎などの合併症で重症化する率も高い疾患です。
今回の関東地方を中心とする麻疹の流行は10代、20代の患者が多く、ワクチン接種を受ける人が増えています。
厚労省はワクチンの新たな供給は9月ごろになる見通しで、このままのペースで出荷が続くと在庫が底をつく恐れがあるとしていますが、当クリニックでも1本も入手出来ない状態で、問い合わせていただきました皆様に大変ご迷惑をおかけしております。流行は6月ごろまでは続くと思われますが、ウイルスですから、基本はうがい、手洗いの励行、規則正しい生活をして免疫力を落とさないことが肝要です。 
未だ、インフルエンザの患者さんも散見され、やはりほとんどの方がワクチンを受けておられません。 ワクチンは保険と同じです。いざ事故にあったときにはありがたいですが、何も無かったりすると何故か損をしたような気になる。しかし、はしかもインフルエンザも、かかれば大変つらく、ワクチン未摂取だったことを後悔します。 まさに保険が切れているときに事故にあったときと同じです。 麻疹ワクチンは1回の接種で95%の免疫獲得率で、2回打てばほぼ終世免疫を得られます。 ワクチンの供給が出来ましたらHP上でお知らせしますので、皆様よく検討されて下さい。

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