9月1日時点で、国内でデング熱に感染したと確認された患者は22人となったそうですね。
発症者は8月1~25日までに都立代々木公園やその周辺に出掛けていたということで、おそらくはデング熱ウイルスに感染した蚊に刺されたということでしょう。
人から人への感染は認められていないウイルスです。ですから、とにかく蚊に刺されないように注意するしかありません。
デング熱は、重症化する場合はまれです。蚊に刺されてから3~7日程度で高熱を来したら、医療機関を早めに受診するよう厚労省が求めています。
ちなみに代々木公園周辺では、蚊に刺されないように利用者へ注意喚起している他、蚊の発生を抑制するために、噴水池の水抜きや清掃を実施しているとのこと。
デング熱について(厚労省ウェブサイトより)
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-10906000-Kenkoukyoku-Kekkakukansenshouka/0000055602.pdf
デング熱に関する Q&A(厚労省ウェブサイトより)
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-10906000-Kenkoukyoku-Kekkakukansenshouka/0000055603.pdf
小生は、先日のお山のドッグランで、蚊に刺されまくってきました。(^_^;)
ワンコにとってはフィラリアの方が心配ですが、、、
とにかく狭い日本ですから感染された方がすでにいろんな地方に移動していることは想定され、さらに蚊に刺されることでウイルスが伝播していく可能性は十分にあります。
対岸の火事ではないと認識しておく必要がありますね。
先生、おはようございます。
デング熱が俄かに脚光を浴びております。
原因が「蚊」と、各報道にもおりましたが、
その時は「代々木公園には行かないからいいや」と。
しかし先生の『日記』を拝読し身近に感じました。
先生の御説明は診察室でも『日記』でも「解り易い」ので
坊っちゃんのような貧脳には助かります。
しかし裏六甲には蚊いっぱいいます。
坊っちゃんさん>
小生も、蚊には刺されまくっております。
すでに、関西や東北は青森までも広がっているとのこと、
ですが、蚊の繁殖は10月ごろまででしょうし、越冬するようなウイルスではないでしょうから、あまり心配はしていません。
しかし、それでもデング熱はデング出血熱といった重症化することもありますから、そういった患者さんが出ないことを祈るばかりです。
温暖化の影響も絡み合って、意外と長期戦になることも考えておかないといけませんね!(~_~;)