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院長ブログ

PM2.5~

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今朝の遠くの景色は、見通せないほどのスモッグでした。

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いわゆるPM2.5のためかもしれません。たしかに、写真は西の方角。

PM2.5というのは、PMは”Particulate matter”の略。粒子状汚染物質という意味で、

大気中に漂う粒系2.5μm以下の小さな粒子のことです。

空気中のPM2.5は、粒径が髪の毛の太さの1/30と、とても小さいため、

普通のマスクでは粒子が通り抜けてしまいます。

なので、気管を通り抜けて、気管支や肺の奥まで入りやすく、肺がん、呼吸系、循環器系への影響が心配されます。

 がしかし、このPM2.5は、タバコの煙にも含まれていて、部屋の中に喫煙者がいた場合、

その部屋は200〜700μg/立方メートルに達するといわれ、副流煙は、

中国で問題になっている汚染濃度と大して変わらないのです。

なので、喫煙者がいる窓を締め切った部屋や車といった空間の方がよほど危険なのかもしれません。

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 日本のPM2.5問題の最大焦点は、実は、毎日の大半を過ごす屋内での受動喫煙をどうなくすかにあります

  屋外の大気のPM2.5が10㎍/㎥増えると、全死亡率が6%増えるそうですが、

家庭での受動喫煙では非喫煙者の全死亡率が14~75%増えるとも言われています。

受動喫煙由来のPM2.5の方が毒性が強い可能性があることを示しています。

なので、PM2.5の数字が同じでも、受動喫煙のほうが大気汚染より健康影響が大きい可能性があるのです。

屋外でのマスクも重要でしょうが、危険はもっと身近にあるということを再確認する必要があります。

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そんなの関係ね~~~~

ってなもんなんでしょうね~、、、知らぬが仏?(^_^;)

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