投稿日:2011年12月4日|カテゴリ:院長ブログ
  気管支の内腔、径をコントロールしているのは自律神経です。

なので、日中は、活動するために径は広がる傾向になり、夜間、睡眠中は、呼吸を浅くする傾向、

径は狭くなるわけです。 喘息の方が、夜間悪化し、何故か日中はマシになる、、、

子供さんなどもともと気管支が解剖学的に狭いと、ちょっとした風邪でも夜、睡眠中に咳き込み、

日中はケロッとして走りまわているというような経験を、多くの方がされていることと思います。

しかし、逆に、日中、話をしたりすると咳が出るのに、寝ているときには止まってしまうというような

特徴がある咳の方もおられるわけです。 気道の炎症が強ければ、分泌物である痰も多くなり、

炎症が少ない気管支の痙攣が主であれば、空咳となる傾向が多くなります。 

 気道炎症が強く、日中に咳込む人が、夜間咳が止まってしまうというのは、珍しいということになります。

肩こり、首周りの筋緊張、つまり、肩こりがきつくなると、その緊張は、頸部の中心にある気管、

気管支にも及ぶことは、容易に想像できるでしょう。

すなわち、睡眠の質を崩すようなストレスがかかれば、胃腸の機能異常を起こすだけでなく、

気道の機能異常、つまり咳が出てしまうということも起こりえるということです。

そうなると、治療法もおのずと変わってくることになります。

人体は、複雑でありながら、単純なこともあります。 たかが、睡眠と思い、夜更かしなど、

睡眠をおろそかにする行為が、思わぬ症状で警告してくることがあるのです。

自分の病態が、どんな特徴があるのか、、、それは、診断に非常にヒントになります。

病状の経過、流れ、特徴を細かく伝えることが重要です。(^o^)丿




2 Responses to “ストレスからくる咳”

  1. 坊っちゃん より:

    先生、おはようございます。

    「目からうろこが落ちる」
    そんな読後感でございます。

  2. yoshioka より:

    坊ちゃんさん>

     コメントありがとうございます。

    「ストレスで、血圧が~、、、」 「ストレスで、胃が~~~」とは、誰も疑わないのですが、ストレスから咳が、咽頭痛が、、、とは、なかなか気づかないのです。

    最近は、ストレスから、下痢性過敏性腸症候群という疾患がおこることは、テレビのCMなどでも出てきたりして認知されつつあります。

    ストレスは、リセットされない限り、脳を疲労させます。

    脳が疲労すれば、それまで絶妙にコントロールしてきたはずの各臓器のコントロールに微妙なズレが生じます。

    体温調節、発汗、血管壁の伸縮、脈拍、血圧、食道~大腸までの蠕動運動、胃酸など消化酵素の分泌など、寝ていても、何をしていても、脳が勝手にコントロールしてくれていたものに、微妙なズレが生じるのです。

    ストレスのない人間などいないでしょう。

    ただ、それをどうリセットするかは、人によって方法が違う、、、

    結果、その後におこる身体の変調も、人によって全く違ってくるわけです。

    身体の悲鳴、訴えに、ときどきは耳を傾けなければなりません。

     努力、根性、修行は必要ですが、時々、ケアしてあげる必要があるのです。

     そして、再び頑張れる身体に仕上げておく。

    そんな風に、身体と心をコントロールしていきたい、、、と、自分にも言い聞かせている今日この頃でございます。

        (^-^)

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