投稿日:2011年7月19日|カテゴリ:院長ブログ
(ミクスonline記事より)

アステラス製薬は7月15日、米国の医薬品会社バイカル社が創製・開発している移植時のサイトメガロウイルス血症予防ワクチン「トランスバックス」について全世界での開発・商業化に関する独占的ライセンス契約を締結したと発表した。契約締結日は米国時間12日。アステラスが重点研究領域のひとつに位置付けている「移植・免疫疾患及び感染症領域」のパイプライン強化につながるとともに、これまでに掲げているワクチン事業強化の第一歩になるとしている。

サイトメガロウイルスはヘルペスウイルス科に属するDNAウイルスで、半数以上の成人が不顕性感染しているとされる。免疫機能が低下した移植患者などでは、同ウイルスの再活性化により重度の感染症を発症し、最悪の場合は死にいたるケースもある。トランスバックスは造血幹細胞移植時のサイトメガロウイルス血症の発生率を有意に抑制(フェーズ2結果)した世界初のワクチン。米国では造血幹細胞移植患者と臓器移植患者に対する希少疾病用医薬品指定を受けている。

トランスバックスは現在、「造血幹細胞移植時のサイトメガロウイルス血症予防」で米国フェーズ2が終了し、現在フェーズ3の試験計画を作成している段階。アステラスはこのフェーズ3と、「臓器移植時のサイトメガロウイルス血症予防でのフェーズ2を2012年前半までに複数国で開始する予定。この複数国に日本も含まれるかは「これからの検討」(広報部)としている。

今回の契約により、アステラスはバイカルに契約締結時一時金2500万ドルのほか、造血幹細胞移植時のサイトメガロウイルス血症予防のフェーズ3試験計画が最終化した時点でさらに1000万ドルを支払う。これらを含めた種々の一時金は総額9500万ドルにのぼる可能性がある。また、上市後は正味売上高に対する2桁台のロイヤリティを支払う。







 移植後、あるいはAIDSなど、免疫不全に陥った時、サイトメガロは常にネックになってきます。 移植は、拒絶反応や感染症との闘いですから、このワクチンの期待は当然でありますが、、、

それにしても、毎度のことながら、外国の企業の動きの速さには感心させられます。 日本の研究機関も、見習わなければ、、、といっても、製薬業界ほとんどが外資系企業に組み込まれてきているのですが、、、これはこれで、いいのかわるいのか、、、(~_~;)




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