投稿日:2010年2月24日|カテゴリ:院長ブログ
  (産経ニュースより)

 神戸市で今月、9カ月の男児がポリオ(小児まひ)を発症していたことが判明した。ポリオはすでに国内では撲滅された…とされるが、感染源を調べると、原因は感染予防するはずのワクチンだった。ポリオワクチンはウイルスの毒性を弱めて作る「生ワクチン」のため、まれにポリオを発症することがあるという。こうした問題を防ぐため、毒性を除いた「不活化ワクチン」も開発中で、一日も早い登場が待たれている。



 厚労省によると、国内では昭和55年を最後に自然感染によるポリオ患者は確認されていない。しかし、55年以降も20人以上の患者が発生、いずれもワクチンが原因だった。

 ポリオワクチンはウイルスの毒性を弱めて作られる「生ワクチン」。弱毒化したウイルスを体内に入れることで免疫力を高める仕組みだが、ウイルスがそのまま存在しているため、数百万人に1人の割合でまひ症状が出たり、他人にうつす危険性もある。





 神戸市の男児もワクチンを接種していなかったが、ワクチンと同じウイルスが検出されており、ワクチン接種者からの二次感染が疑われている。

 問題解決に向けて期待されているのが国内メーカー4社が開発中の「不活化ワクチン」だ。ウイルスから毒性を取り除いて作るワクチンで、まひの発生や感染が他人に及ぶ心配はなく、安全性は高いとされる。

 麻疹やおたふくかぜなどもポリオと同じ「生ワクチン」で、インフルエンザや日本脳炎などは「不活化ワクチン」が使われている。

 国立感染症研究所感染症情報センターの岡部信彦センター長は「生ワクチンを使うとごくまれにだが今回のようなケースが発生する。ポリオは海外でまだ流行している地域があり、予防接種をやめるのは危険だ」と話している。

   ◇

 ■ポリオ ポリオウイルスが脊髄に入ることで手足にまひを発症させる感染症。1、2歳で感染することが多く小児まひとも呼ばれる。感染すると1千人に1人の割合でまひを発症し、うち半数に運動障害などの後遺症が出る。日本でも昭和35年に年間6500人が発症していたが、39年のワクチン登場以降は患者が激減した。







 免疫力は常に鍛えてやるべきで、逃げ回っていても、いつかは捕まるものです。 より安全に、免疫力を鍛える方法がワクチンであり、強力な免疫を保つには、不活化ワクチンよりも生ワクチンということになります。
 このような不幸な事例は取り上げられたとはいえ、極々稀であり、その本来の目的、効果を考えれば、接種されるべきと考えますが、、、不活化ワクチンが出来れば、需要は高まりそうです。ニコニコ

3 Responses to “撲滅されたはずのポリオに感染、なぜ?”

  1. 坊っちゃん より:

    先生、おはようございます。

    免疫力とワクチン接種に付いての御話、
    風邪等に罹らない為の予防という点で免疫力、
    免疫力を高める一助にワクチン接種、
    先生の『日記』からこの様に解釈しておりますが、
    そのワクチンから発症するとは極々稀とはいえ
    発症した方のお気持ちを察するに由々(忌々)しき事ですね。
    世の中に完全はないとも言われますが
    こればかりは現代技術の粋を結集して完遂して頂きたいものです。
    患者の我侭でしょうか。

  2. yoshioka より:

    坊っちゃんさん> 

     いつもコメントありがとうございます。
    難しい選択ではありますが、、、
    リスクを考えて行動しないのか、納得して行動するのか、、、ワクチンの場合、接種しなければ感染のリスクが、 接種した場合、副作用のリスクが、、、どちらが納得できるのか、、、ですね。
     こればかりは、当事者でなければ分かり得ない問題です。

  3. コムタン  より:

    素敵なブログは…より多くの情報があります…また、急性灰白髄炎と呼ばれるポリオは、3つの関連するウイルスのいずれかが原因で非常に伝染感染症である。ポリオは麻痺あるいは死に至る可能性は非常に深刻な病気です。人がポリオにさらされると、それは通常、症状が表示されるまでに約3~5日かかります。

    ポリオ例約95%で、ポリオウイルスの感染は、症状や深刻な影響を引き起こす。例約5%で、非麻痺フォーム(無菌性髄膜炎)や重症のインフルエンザ様の症状と軽症(打ち切りポリオ)のポリオウイルスのマニフェストは、麻痺性ポリオと呼ばれる。未成年者又は非麻痺フォームを持っている人々は完全に回復する。

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