投稿日:2009年10月27日|カテゴリ:院長ブログ

 (読売新聞より)

 血糖値の高い人は胃がんになるリスクが高いことが、九州大研究班の追跡調査でわかった。

 特に、胃がんの原因とされるヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌)に感染している場合、高血糖の人の発症率は、正常な人の4倍だった。研究班は「血糖値を抑えれば、胃がんのリスクを軽減できそうだ」としている。

 追跡調査は、生活習慣病予防に詳しい同大医学部の清原裕教授(58)らの研究班が、福岡県久山町で毎年健診を実施している40歳以上の男女約2600人を対象に1988年から14年間にわたって実施。調査期間中に97人が胃がんを発症した。

 研究班は対象者全員について、血中のヘモグロビンが糖と結びついて変化した「ヘモグロビンA1c」の割合を比較。正常値(5・0~5・9%)の人に比べ、6・0~6・9%の人の胃がん発症率は2・13倍、7%以上の人は2・69倍だった。

 さらに、血糖値とピロリ菌感染の有無によって、四つのグループに分けて胃がん発症率を分析。「正常値で非感染」の人は578人おり、うち発症者は11人で最もリスクが低かった。それに比べ「高血糖で非感染」は1・35倍、「正常値で感染」は1・86倍となり、「高血糖で感染」は4・03倍に上った。

 調査結果をまとめた論文は、消化器病学分野では権威がある「Gastroenterology(ガストロエンテロロジー)」誌に掲載された。

 清原教授は「高血糖も胃がんの危険因子だと分かった。暴飲暴食を控えて運動量を増やすなど生活習慣病の予防は、胃がんのリスクを減らす効果もありそうだ」と話している。

 ◆ヘリコバクター・ピロリ=胃の粘膜に付着する細菌。ほとんど経口感染し、日本では40歳以上の男性の約7割、女性の約6割が感染しているとされる。強酸の胃液中にも生息し、胃潰瘍(かいよう)や胃がんの発症の一因とみられている。








 これに、喫煙が加われば、跳ね上がるんでしょうね~

メタボ検診もここまで踏み込むべきか否か、、、糖尿病はHbA1cで、かなり厳しくコントロールすべきようですし、ピロリも認められれば除菌するのが最近の趨勢であります。

 当クリニックでは、経鼻胃カメラでの検査ですので、比較的楽に受けていただくことが可能です。 この機会にピロリをチェックされてみてはいかがでしょうか?

 HbA1cも院内で15分ほどで結果が出ますので、合わせてご検討されてみてはと考えます。ラッキー

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