投稿日:2009年10月12日|カテゴリ:院長ブログ
 昨日、今日と、本当に天気が良かったですね~

台風も過ぎ、ほっとします。


 


 風が結構あって、雲に動きが見られました。


夕陽も見ごたえがあります。



 












 明日から、季節性インフルエンザワクチン接種を始めます。

比較的、ワクチンそのものは確保出来ましたので、予約も当日に限らずお取り出来るかとは思いますが、出来るだけ、当日の確認をしていただけた方が、混雑も避けれるかと思います。ニコニコ


 新型インフルワクチンについては、まだはっきりしたことは分かりません。 ただ、今回のものは国産に関しては、季節性インフルワクチンと同様の製法であり、アジュバント無しの不活化ワクチンで、生ワクチンでもなければ、全粒子型ワクチンでもないため、新型インフルのように全く免疫を持たないものに対して、「プライミング効果」は得られにくいと思われます。

「プライミング効果」というのは、そのタイプのインフルエンザに全く罹ったことのない人にワクチンを打って実際に罹ったのと同じように免疫が出来ることをいい、「ブースター効果」というのは、以前そのウイルスに感染したことがあって、それからかなり時間は経過し、抗体は低くなっている人に打って、その抗体を罹らないレベルまで上昇させる効果をいいます。

 外国産のものに関しては、アジュバント入りのものであれば効果は期待できますが、副作用は不明です。 新型インフルは予防できても、ギランバレー症候群などが発生しては、本末転倒です。 

このような製法のワクチンを妊婦にも接種させることには抵抗感はぬぐえません。

 当方もよく検討してみたいと思います。ノーノー

8 Responses to “秋晴れ”

  1. 坊っちゃん より:

    先生、おはようございます。
    明るい写真で始まり、
    例によって行楽話かと思いましたが、
    予想に反して硬派なお話。
    しかもインフネタ。
    興味を催さずにはいられず拝読致しました。
    しかしながら読後感としましては
    私だけかもしれませんが少々消化不良の感が致します。
    ワクチンの種類とその個別の効果の話ですね、
    素人の私には理解が及ばない点が残ってしまいました。
    ワクチンにこれ程までの種類があるのも初耳、
    そしてその製造工程からそれぞれの効能と副作用も初耳、
    興味そそられるものの一度では理解できなかったのも事実。
    厚かましいお願いではございますが
    今一度、模式図などでそれぞれの相関関係図でも示していただければ
    これからのワクチン接種におおいに参考になります。
    よろしければお手透(隙)きの時で結構です御教示ください。

  2. yoshioka より:

    坊っちゃんさん>

     ん~、、、模式図? 相関関係図?

    とりあえずご説明します。

     ワクチンには、生ワクチンと不活化ワクチンがございます。

     生ワクチンとは、ウイルスの毒性を落としただけのものです。
     ウイルスそのものが入りますから、免疫獲得効果は強力です。 しかし、下手をすると病気そのものあるいは、同症状に罹ってしまうことも、あるわけです。

     インフルエンザワクチンは、不活化ワクチンにあたります。

     不活化ワクチンでも、更に種類がございます。

     ○ 全粒子型ワクチン
       ウイルスをホルマリンなどで壊したもの。
      プライミング効果が期待できると言われておりますが、
      副作用の発現確率が高いものです。
      ギランバレー症候群なども、全粒子型の接種で発症率が  上がると言われています

     ○ スプリットワクチン
       ウイルスを不活性化し、有機溶媒や界面活性剤などで   分解し、副作用を起こす可能性のある部分を取り除い   たものです。 これは、安全性の上では優れて居ます   が、プライミング効果はあまり期待できません。

     ○ サブユニットワクチン
       抗原成分のみを精製したもので、スプリットワクチン   よりも効果が高いと言われています。

     これらのワクチンに「アジュバント」という免疫増強剤を 加えたものもあります。

     日本の季節性インフルエンザワクチンというのは、アジュバント無しの、スプリットワクチンにあたります。

     今回の国産新型インフルワクチンは、この従来の季節性のワクチンと製法が同じなのです。

     プライミング効果の高い、全粒子型やサブユニットワクチンにした場合、あるいはアジュバンドを加えてしまうと、安全性の確保などの問題で、認可承認までにもっと時間がかかってしまいます。

     厚生省もぎりぎりの選択を取ったというところでしょう、ワクチンの薬害を出して、C型肝炎問題の二の舞は避けたかったのだと思います。

    つまり、国産新型インフルワクチンも 季節性インフルワクチン同様アジュバンド無しのスプリットワクチン であり、ブースター効果しか無いと言われています。

    季節性インフルエンザであれば、今までに何度か感染を繰り返している可能性が高いですから、ブースター効果しかないワクチンでも1回もしくは2回で期待は持てたのですが。

    免疫を持っている人がいない新型インフルに対し、このワクチンでは、ブースター効果はかかりません。

     かといって、外国産アジュバント入りワクチンでは、安全性に不安が残るということです。

    長々と書きましたが、いかがでしたか?(~_~;)

  3. 坊っちゃん より:

    先生、おはようございます。
    早速の詳説ありがとうございます。
    眠い時に読んだら途中から???になりました。
    そして今朝、再読致しました。
    坊っちゃん的読解では(今回のワクチンは)、
    「効果という点では大きな期待は出来ない。
    全幅の信頼を寄せるべきではないと思ったほうがよい。
    しかし安全性はさほど懸念されない。」
    如何でしょうか。
    つまり今回話題の新型インフに限らず
    「日々の健康管理(うがい等々)が最強の予防薬」
    という事になるのでしょうか。

  4. yoshioka より:

    坊っちゃんさん>

     おはようございます。

    まあ、そのようになると思います。

    実際、かかった者勝ちというか、感染して治癒すれば、これほど強力な免疫はありませんから、、、しかし、重症化する方もおられれば、感染拡大にもなりかねませんから、意見としては乱暴になりますね。(~_~;)

    出来るだけ予防し、それでもかかってしまったときは速やかに受診、検査、治療し、完治すれば最強の免疫を得たと安心していただければ、、、と言いなおしておきます。

  5. 坊っちゃん より:

    先生、こんにちは。
    インフへの心構えができました。
    ありがとうございます。
    御説の「かかった者勝ち」は学会でも新説ではないでしょうか。
    解釈によっては新型インフに罹った方が得のようにもなりますが、
    むしろ新型インフに万が一罹った際の病床での心の持ち方として
    もうひとつの薬になるのではないでしょうか。

  6. せおいなげ より:

    西宮市の最新情報をどうぞ。

    →http://www.nishi.or.jp/homepage/influ/

  7. yoshioka より:

    坊っちゃんさん>

     万が一罹った際の病床での心の持ち方としてもうひとつの薬、、、そのような表現にしていただき、ありがとうございます。m(_ _)m

     
     

  8. yoshioka より:

    せおいなげさん>

     わざわざ、すみません!

     ありがとうございます。

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