投稿日:2009年3月23日|カテゴリ:院長ブログ

(読売新聞より)

 激しいせきが続く百日ぜきの患者数が、今年は過去10年間で最悪のペースで増えていることが国立感染症研究所の調査でわかった。

 調査は、国内3000か所の小児科を選定。今月8日までに報告された患者数は775人で、流行した昨年同期(582人)の約1・3倍。北海道から九州まで広い範囲から報告が寄せられており、初夏の流行期にはさらに増える恐れがある。

 近年、百日ぜき患者は右肩上がりで増加。2005年は1358人だった患者数が、07年には2926人に増え、流行した08年は6749人に達した。

 ここ10年は大人の感染が増えているのが特徴で、10年前は数%だった20歳以上の患者の割合が、昨年は36・7%を占めた。百日ぜきは定期予防接種の対象だが、乳幼児の時に打ったワクチンの効果が大人になって薄れたのが原因らしく、それが患者数全体の増加につながっている可能性もある。

 百日ぜきは激しいせきが数か月続くほか、乳幼児だと手足にマヒなどの後遺症が残る場合があり、重症だと死亡する。






 ここ数年、大人に百日咳が増えていることは、麻疹が流行したことと同じ理由のようですが、増えすぎて、検査キットが供給不足になってしまうほどです。 マクロライド系の抗生物質が効きますので、百日咳が非常に疑われる場合には経験的治療として選択している状況です。

 咳型喘息、マイコプラズマ気管支炎など、同様の症状の疾患も多いので、せき込んで止まらないなどの症状がある方は、早めの受診をお願いします。ニコニコ

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