投稿日:2009年2月12日|カテゴリ:院長ブログ
 (毎日新聞より)


 全身に痛みを感じる「線維筋痛症」に関する初の診療マニュアル(概要)を、厚生労働省研究班(班長=西岡久寿樹・聖マリアンナ医科大教授)が11日公表した。患者は推定約200万人だが、医療関係者の認知度が低く、治療法も確立していない。適切な治療やケアを受けられず、うつ病や寝たきりになる人も多く、抗うつ薬投与などを盛り込む。

 マニュアル作成には患者も参加した。研究班は、線維筋痛症を診察する全国の医療機関の診療データなどを分析。病状や診断基準、治療法の評価などの骨格をまとめた。

 診断基準では、米リウマチ学会が90年に策定した基準(原因不明の全身の痛みが3カ月以上続き、全身18カ所のうち押すと11カ所以上で痛みがある場合)が日本人にも有効と確認。治療法は4段階で評価し、抗うつ薬投与や認知行動療法、有酸素運動は「強く勧められる」、長期安静は「勧められない」などと分類する。来月末に完成する。

 線維筋痛症は、一般的な痛みの原因である炎症が起きず、検査で異常を見つけられない。痛みはひどく、服が触れるだけで痛みを感じる。患者団体「線維筋痛症友の会」の橋本裕子理事長は「医師は病気を理解し、診断や治療に役立ててほしい。介護サービス利用への公的支援など支援も求めたい」と話す。









 およそ、肩こり、腰痛、下肢へのしびれや痛み、、、も、この範疇に入ってきます。 筋肉のコリ、つまり硬結は、局所の血流障害、そして発痛物質の放出から、周囲に様様な反応を引き起こします。 この筋肉の問題から目をそむけ、骨の変形、神経を圧迫しているからと、矛盾の多い治療、もしくはそれらの画像的診断が見つからないと、原因不明の末しょう神経障害とされ、ビタミン剤の処方で慢性化を導いてしまう、、、治療家もそろそろ、筋痛症、筋・筋膜疼痛症候群、線維筋痛症という病態、疾患に気付き、患者さまの痛み、苦痛に向き合い、適切な治療をしていかなければなりません。ノーノー

2 Responses to “<線維筋痛症>初の診療マニュアル 厚労省研究班が公表”

  1. せおいなげ より:

    この、国の診療マニュアルを効果的に運用してほしいものです。

    あいかわらず辛口の記事ですが、私も先生に賛同しています。

    先日はありがとうございました。

    何の病気だったかわかりませんが、ケロッと元気になっています。

    問題は私の扁桃が痛いことです。

    喉から痛みが移動したような感じです。

    やっぱり、受診したほうがよさそうです・・・・

  2. yoshioka より:

    せおいなげさん>

     お子様の件、良かったですね。 小児診察はそういう意味では、難しいですね~、、、非常にナイーブで、その時の精神状態で、かなり変動したりします。 慌てず、冷静に、全体像を判断すべきでしょう。 これが難しい、、、

     ところで、咽頭から扁桃への痛みの移動、、、本当にウイルスから細菌感染への移行が起こっているなら、速やかに厚生物質を使用すべきです。 安易に予防投与することは返って二次感染を呼び込みますので、お勧めできませんが、必要な時にはしっかりした抗菌力のものを充分量使用することが重要です。

     是非、受診していただければと思います。

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