(産経ニュースより)
インフルエンザ治療薬のタミフルが効かない、または効きにくいAソ連型のウイルスが、今シーズン高率で見つかっていることを受け、厚生労働省が、もう一つの治療薬「リレンザ」の製造メーカー「グラクソ・スミスクライン(GSK)」に、追加供給の可能性について検討を依頼していることが28日、分かった。
厚労省が今シーズン、確保しているリレンザは300万人分。それに対し、タミフルは900万人分確保している。
Aソ連型の検出報告が全体の44・5%と、流行している3タイプで最も多く、今後の拡大によっては、リレンザの安定供給ができなくなる懸念もあり、厚労省がGSKに依頼した。
リレンザの供給が地域や医療機関によって偏らないように、GSKも国内の卸業者に対し、在庫状況を勘案しつつ出荷調整するよう要請。厚労省も、各医療機関に大量発注しないよう求めた。
厚労省は28日、全国の都道府県と政令市、特別区に、季節性インフルエンザ対策の徹底と病原体の発生状況の把握に努めるよう求める通知をした。インフルエンザ流行中に、厚労省が通知を出すのは異例という。
やはり、心配していた事態になってきているようです。 当クリニックでもほとんどリレンザで対応しており、安定供給出来るか不安があります。
まだまだインフルエンザの流行は続きそうですし、ここへきてパンデミックなどという事態になったらと思うと、、、取り越し苦労はいけませんが、不測の事態に対応出来なくてはなりませんからいろいろ動いておかなければなりません。 とにかく、皆様は予防に専念していただきたいと思います。

たしか、少し前はタミフルの備蓄をおこなっていたような・・・
これで得た収益で、どんどん治療薬を開発してほしいですね。
ここへきて気になるのは、中国での鳥インフルエンザの感染よる被害です。
中国(アジア)より発信される新型インフルエンザウイルスが恐ろしいです。
こちらのウイルスが進化し、人への感染力を持つことが恐ろしいです。
死んでしまいますから。
発見直後では、手だてがありませんから。
せおいなげさん>
そうですね、いわゆる免疫力の強い人ほど自己に対する攻撃が強く出てしまい、結果、重症化するため、ウイルスに対する交差免疫を立ち上げておくことに徹している状態の人間のみが勝ち組になるのかもしれません。
だから、体力に自信ありと言っている人ほど危ない。
ワタクシ自身は、毎年ワクチン2回射ちで、いろんなタイプのウイルスを免疫システムに記憶させることを怠らないようにしております。果たして勝ち組になれますやら、、、
ところで、ここに投稿してよい話題かどうかわかりませんが、ヒブワクチン(ヘモフィルス属インフルエンザb型菌ワクチン)接種については、どうしたらよいでしょうか?
嫁も心配していますが・・・・
せおいなげさん>
ヒブワクチンは、生後2ヶ月もしくは3ヶ月以上 5歳以下の乳幼児全員に できるだけ早くに受けていただきたいです。
1歳以上5歳未満でヒブワクチン未接種の児は、1回の接種が必要です(初回接種は不要)。 5歳以上の子どもや大人には、ヒブワクチンは不要です。[アメリカでは、脾臓のない人、免疫不全状態の人、鎌状赤血球症の人は5歳以上であっても、1回の接種をお勧めしています。]
この件については、某小児科さんで相談してみてください。 自費診療になりますので、当クリニックではまだ価格設定しておりません。
要望が増えてくるようなら考慮しなければなりませんが、小児科さんが超近隣にある以上、それもないでしょう。(~_~;)
ふむふむ。
了解しました。
丁寧に説明していただき、また、記事を投稿していただき参考になりました。
ありがとうございました~
おかげさまで、私も娘も元気になりました。
(若干、タンと粘液感が残っていますが・・・)
風邪には早めの対処が特効薬ですね。
せおいなげさん>
もう名古屋から戻られたんですね~
悪化していなければいいのですが、、、